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荒んだ心を浄化してくれた香春町暮らし

2018.10.31

今年度も始まった香春町での田舎暮らしを体験していただくプログラム「香春町トライアルステイ2018」 1組目は秋田県出身で東京在住の進藤千聖(しんどう・ちさと)さん。9月下旬から1ヶ月の間、香春町でのお試し移住を経験していただきました。

今日は進藤さんが思った、感じた香春町、ここでの暮らしをインタビュー形式でお送りします。

-この1ヶ月を振り返って自分のためになったことは何ですか?

東京に住んでいた時は近所付き合いがなく、人ごみの中で生活していくうちに、心に余裕がなくなって、ちょっとしたことでイライラするようになっていたんです。でも、滞在期間中に、たくさんの方たちと交流することができて、皆さん温かく迎えてくれて、荒んでいた心が浄化された気分です。

-地元の皆さんと交流していて一番楽しかったことは?

農業塾に参加したり、九州電力さんが行っている宅配事業「OSUSO」の作業を体験したり、地元の人たちと話したりすることができたのが良かった。農業塾に関しては、東京にいたら農作業とかできないけど、そういう作業をみんなで教えてもらいながら一緒にできたり、参加者の人たちと話すことができたのが良かったです。農業もやってみたいと思うし、考え方の幅が広がったように感じました。

 

-トライアルステイ期間中、前半は村井邸、後半は近所の家で一人暮らしを経験しましたけど、それぞれの住み心地などの感想はどうでしたか?

村井邸では、村井さんがたくさん話をしてくれて、分からないことや不安なこと、困っていることを話しやすかったです。他の自治体では、一軒家を貸してもらい、たまに役場の方が案内してくれるという形が多く、メールやLINEなどでの連絡では聞きにくかったり、タイムラグがあったりと手間がかかることが多いのですが、トライアルステイをサポートしてくれる人が身近にいてくれることで自分が思っている事をその時、その時直接伝えることができてスピーディな対応をしてもらい良かったです。また、村井さんは仕事だからと言って堅苦しくなく、こっちが変に気を使うような感じをさせず、共同生活が苦手な私でもストレスなく快適に過ごすことができました!

後半の一棟貸し物件での生活は携帯やネットの電波が届かなくて、調べ物をしたいときにできなかったという悪い点がありましたが、田舎の一軒家に一人暮らしするとこんな感じ何だとリアルに感じられたし、近所の方達と1対1の交流ができて良かったです。 

 

-釣りが趣味で、香春町でも釣りをしたいと聞いていたけど、釣りは楽しめましたか?

北九州の釣り場などを紹介してもらって一緒に行きました。東京と違って、午後からでも「釣りに行こうか」って言ったら行ける距離にあるし、町内の野池も1−2時間釣りしたいなと思った時に行きやすくて良かったです。海釣りではかなりの釣果があって、フライにしたり、魚のアラで汁を作ったりしました。ただ、呉ダムや教えてもらった町内にある野池なんかにも行ったんですけど、あまり釣れなかった。。。香春の釣りスポットは私にとっては少し難しかったです。修行し直してきます!

 

-期待していたけど、できなかったことはありますか?

台風が二度来てしまって、山に登れなかったことと、竹を使った釣り道具も作りたかったけど、時間がなくなってしまって作れなかったのが心残りです。だけど、逆にいろいろなもの(野菜やそば、毛糸など)を周りの皆さんからもらって、皆さんものすごい多くの物をくれるなって驚きました!

 

-香春町に滞在して、気づいた良かった点と悪かった点ってどんものがありますか?

良かった点は静かなこと、星が見えること、交流させてもらった皆さん全員が優しかったことですかね。悪かったところは電波が入りずらいところ、道が狭くて運転するのが怖かったところ、そして蚊にたくさん刺されたところですね。

進藤さん、インタビューのご協力ありがとうございました!またの来町をお待ちしています。

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