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里山の食卓〜9月〜子どもと作ろう!南瓜とじゃがいものニョッキ ポモドロソース

2020.09.29

秋分の日を過ぎてから、

朝と晩の気温がぐんと下がり、

お布団の中にもう少しいたい朝が増えました。

銀杏や栗がそこかしこで転がり、

空が数段上がって。

里山に私の大好きな季節、『秋』がやってきました。

気候の変化と共に、身体は夏のお野菜から冬のお野菜を欲し始め、

冬に向けての体力温存、食欲の秋。

芋栗南瓜が美味しくなる季節です。

9月の里山の食卓では、南瓜とじゃがいものニョッキ 、ポモドロソースをご紹介します。

ポモドロソースはイタリアのサンマルツァーノという縦長のトマトを使った、

ハーブとトマトとニンニクだけで作るシンプルなトマトソースです。

【南瓜とじゃがいものニョッキ  ポモドロソース】

〜 南瓜とじゃがいものニョッキ/2−3人分〜

 南瓜のペースト…300g小さめの南瓜1個 中位半分くらい

 じゃがいもマッシュ(片栗粉の量が多い男爵やきたあかりなどの品種がおすすめです)…200g

 薄力粉…100g

    塩…小さじ1/2

 ナツメグ …ひとつまみ(無くても○)

<作り方>

①南瓜は、ヘタを外し、中の種と繊維を除き、半分から1/4くらいに切り、200度のオーブンで45−60分くらい、竹串がスッと刺さるまで火を入れます。

火が通ったらスプーンで皮から外し、マッシャーやフォークの背などで潰してペースト状にします。

*今回皮は使いませんが、塩を振ったり、刻んで揚げたりして素朴なおやつになります。

 

②じゃがいもを皮付きのまま、大きいものは半分にして蒸します。(10−15分くらい)竹串が刺さるようになったら皮をむき、南瓜と同じようにフォークの背やマッシャーで潰し、大きなボウルに①の南瓜と合わせます。

ここまでを前日に準備しておくとそのあとは簡単に作れます。

*同日に③の工程に進む場合もあ、マッシュしたあとは荒熱をとります。

熱いままで粉と合わせると、グルテンが出て硬いニョッキ になってしまいます。

③②のボウルに分量の塩、ナツメグ (あれば)、薄力粉を加え、スケッパー や木べらで練らないようにさっくりと混ぜ合わせます。練るとグルテンが出てしまって硬いニョッキ になってしまいます。

  ④まだ粉気があって、でもある程度まとまったなというところで、粉を引いた台の上にスケッパー で取り出します。

ここから残りの粉を練らないないようになじませていきます。

丸い状態–>スケッパー で半分に切る–>切った片方を違う面が重なるように上にのせる–>手で潰す–>半分に切る–>のせる–>手で潰す

を何度か繰り返して、粉をなじませます。

 

⑤粉が馴染んだら、適当な大きさに切り分け、直径2cm位の棒状に伸ばし、スケッパー で2cm幅位に切っていきます。とんとこ飴のような感じです。

⑥台の横に少し打ち粉を用意しておき、フォークに粉をふります。

フォクのカーブになってる面の上の方に⑤で切ったニョッキ を置き、親指で少し押しながら転がしてフォークのあとをつけます。

*お子様と作るときは転がさずにフォークのラインをつけるだけでも○ 親指で窪みをつけるだけでも○

  

*たくさん作ってこの状態で冷凍し、固まってからジップロックやタッパーに移して保存も可能です。

ここまでできたらソースの準備を始めます。–>ちら

 

⑦パスタを茹でる要領で鍋にお湯を沸かし、塩少々を加え、沸騰したらニョッキ を投入します。

浮き上がってきたら約1分茹でて網ですくい完成です。

*最初に1個をお湯に投入してみて、加減を確認してください。もしバラバラとニョッキ が崩れてきてしまう場合は、ちょっと硬くなってしまうかもしれませんが、小麦粉を少量加えてやり直してください。

 

〜ポモドロソース〜

 

ポモドロ(サンマルツァーノ/品種) のトマト缶—1缶

フレッシュバジル—一掴み

ニンニク—2かけ

オリーブオイル—大さじ2

ニョッキ の茹で汁—適宜

黒胡椒、パルメザンチーズ、ベジチーズなど—-トッピングにお好みで

*甘めのソースが好きな方(お子様とか)は玉ねぎ小1個をみじん切りにし、②の後で加えると良いです。玉ねぎを加えるときはしっかり炒めるのがポイントです。

①ニンニクは包丁の背で潰します。

ニンニクを香りだけ愉しみたい場合は潰すだけ、しっかり愉しみたい場合はこれをもう少し細かくします。

②鍋にオリーブオイルをひき、ごくごく弱火でじっくりニンニクの香りを出します。

③ニンニクの香りが出てきたら、トマト缶、フレッシュバジルの2/3程、塩小さじ2/3を加え、少し煮詰めます。ホールトマト缶を使う時は、手で握り潰しながら鍋に加えます。トマトは火を通すと甘みが出てくるので、酸味と甘みが好みの味になった頃、ニョッキ が茹で上がるとパーフェクト。もし煮詰まり過ぎた場合は、ニョッキ の茹で汁を加えてのばします。

*ニンニクを香りだけ愉しみたい場合は、ここで潰したニンニクを取り除きます。

 

④茹で上がったニョッキ を加えソースと絡めます。

⑤器に盛って、残りのバジルを刻みトッピングします。お好みで黒胡椒を引いたり、パルメザンチーズを削ったり、ベジチーズをふったり。

 

〜終わりに〜

いかがでしたでしょうか。おうちで簡単イタリアン。ニョッキ はお子様も一緒にできる&愉しい台所仕事。

いっぱい作っても冷凍できるのが助かります。

紫芋やさつまいもなど秋の味覚で色々楽しんでみてくださいね。

 

 

 

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