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農園開拓記その一 ~開墾と田植えと合鴨と~

2020.06.22

今年の3月より循環型の農園づくりを始めました、半農半X担当の三村です。
今回は農園開墾から田植え後の合鴨が泳ぐ様子までを綴ります。

時系列で

 – 開墾前
 – 開墾途中
 – 田植え準備
 – 田植え当日

 – 田植え後

という流れで、内容としては主に、

 – 開墾の様子
 – 二ホンミツバチ
 – 田植え
 – 合鴨の様子

を書いていきます。

写真を多めに使っているので、次々とスクロールしてどうぞ!

 

開墾前-------

香春町農地バンク経由で、採銅所地域の棚田6枚分、2.5反(≒2500㎡)の広さの休耕田をお借りしました。
有機物や生き物、水が循環する農園づくりを目指しているので、長年手の入っていない、周りと比較的距離の取れる農地を探していたので、農家が敬遠する農地を敢えて選択。

その開墾前の様子はというと。。。
背丈以上の高さの雑草が茂っていました。

なかなか、直ぐにどうこうできる状態ではないので、徐々に開墾していきます。

 

開墾途中-------

まずは立ち枯れした棒状の雑草を手で折って積んでいきます。

草刈機でススキの大株を根本付近で伐採しながら、同時に周りの草を刈り、塞がっていた農道も復元。

邪魔にならない程度に草刈りが済んだ後、今年は合鴨農法で米づくりをするので田んぼ2枚分だけは急ピッチで準備を進め、崩れて埋もれていた水路から石や砂を上げ、畔波シートを張っていきます。

 

途中、トイドローンで上空から撮ってみました。

 

田植え準備-------

そして、手で回して始動するタイプの6馬力の耕運機を譲って頂き、耕耘が可能になりました。
田んぼにする場所から耕耘していきます。

途中まで順調に耕耘していたところ、足元の緩い場所にまってしまい数日間身動きが取れない状況に。。。
迂闊にもタイヤに空気が入っていないことを見落としていて、タイヤが空回り。翌日雨が降り出し、余計出られず、文字通りの泥沼にはまってしまいました。。。
後日、幸いにも地元の方に知恵と力をお借りし、人力(3本の柱とチェーンブロック)で引き上げることができました。

抜け出せた後は、耕運機が手に入ったのが嬉しく、田んぼ部分と畑に転用する予定の場所もひたすら耕耘していきました。

また、4月末には日本ミツバチの巣箱を設置。
採銅所の二ホンミツバチ養蜂家の方から分蜂(巣別れ)時期に分蜂群を譲り受け、2度目にして定着してくれています。田畑の隅のほうに設置している巣箱では働きバチが日々頑張っていて、内部の巣も徐々に大きくなっているようです。

さて、田んぼの準備に取り掛かります。
二枚の田んぼ外周にひたすら畔波シートを張っていき、他にも、ススキの株をスコップで掘り起こす作業をしていきます。
直径40㎝、深さ30㎝にもなるススキ大株は数年を掛けて大地に根を張っていたので、一つ掘るのに15分、一つ一つがかなり手強かったです。

ある程度きれいになったらもう一度耕耘して、試しに水を張っていきます。
しかし、上段に流し込んだ水は下段に浸み出て、上段はいつまでたっても全体に水が回りません。。。

やばいな、水が足りずにこれじゃ田んぼできないかも、という考えが頭をよぎります。
周りの先達に聞いてみると、「代掻き」前の「荒起こし(水を流し込んだ状態での耕耘)」をすることで、水は全体に行き渡り、下に抜けてしまっている水は抜けなくなる、ということです。
田植えの一週間前、言われた通りやってみると無事水が全体に行き渡り、水も溜まるようになりました。
排水の為の配管パイプを設置し、下段も掻いて良い感じにしていきます。

そして、田植え前日には代掻きを行いました。

実はこれが失敗。
本来は数日前に代掻きをして→土がある程度固くなってからの→田植えという流れのところ、代掻きを前日にやってしまったために土がトロトロで苗を植えにくくなってしまいました。。。下手したら浮いてきます。。。

他にも小さな失敗がありましたが、やってみて初めて分かったことが沢山あり、毎度改善、勉強です。

田植え前日の代掻き後には合鴨雛を引き取りに。
昨年からお世話になている桂川町の古野農場(合鴨農法発案者:古野隆雄氏、久美子氏)に伺い、孵卵器から生まれたての雛を受け取ります。

羽毛がまだ濡れていた雛も、夜間保温してあげると翌日には、羽毛はモフモフに。

 

田植え-------

さて、田植えは5月29日の朝からです。
KBCふるさとwishのTVコマーシャル撮影も入っての田植えとなり、協力隊4人、役場まちづくり課から3人、地元の方1人で今回二段ある上段を木枠マスを使って手植えをしていきます。

比較栽培もしたいので後日も協力してもらい、下段を2条植えの田植え機を利用して植えていきました。

上段は2本植えで条間広く、下段は4~5本植えで条間狭くしています。

 

田植え後-------

そして合鴨の雛はというと、少しの間は家(安全な場所)で大事に育てていきます。

田に放つ前には何度か水慣らし練習が必要です。
一回目は雛が入った箱をそのまま田に浸すと、全身がビショビショになります。しかし水が大好きなので少し寒くても気にせずとても喜びます。(持ち帰り直ぐに保温してやらないと寒さで死んでしまうことも。)

二回目と三回目は、狭く囲った中で数時間泳がせます。
徐々に水慣れしていき、自分で毛づくろいをします。
おしり付近から出る油をくちばしで羽毛に塗っていくと、羽毛が水を弾くようになっていきます。

苗が育ってきたので、周りに電柵を、上空にテグス(釣り糸)を張った後に小屋を設置し、いよいよ合鴨放鳥です。

 

田に放してからはみるみる大きくなっていき、生後3週間(放して6日)程で3倍程の大きさに成長していきました。 

現在は、毎日3度田んぼに出向き、合鴨の様子を観察し見守っています。
ある程度大きく成長するまではまだまだ野生動物の攻撃から気が抜けません。

今回は予定していた田植えイベントで一般に参加者を募ることはできませんでしたが、稲刈りの収穫イベントは開催できればと思っています。開催決定、募集はFBイベントでお知らせします。

次回は8月にも途中経過を書く予定です!

 

半農半X担当:三村

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