半農半X体験イベント今年度最後の企画、【土づくりと収穫体験】を実施しました！

今回は、香春町へUターンをし、農家カフェ“HAN“を経営されている鈴木さんを講師に招き、ブルーベリーを植えるための土づくりをメインに、カフェの目の前の畑での冬野菜収穫体験を行いました。

お子さまも頑張ってお手伝いしてくれて、とても賑やかな雰囲気で楽しく実施することができました！

畑に杉の葉と籾殻を撒きました

自分で食べたいものを収穫していただきました

“HAN“さんでは、自家焙煎コーヒーや化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜のランチメニュー、米粉を使用したスイーツなどをお店で販売しています。

鈴木さんは、「子どもの時にできるだけ畑の経験をさせてあげて、野菜を身近に感じてもらえたら嬉しいな。」と食育への思いを語ってくれました。

そんな思いから毎年地域の保育園と連携し園児に向けた芋掘り体験なども行っております。

今回参加者の皆さんと土づくりをした畑は、ブルーベリーの観光農園になる予定です！

今回の体験で今年度の半農半X体験のすべてのメニューが終了しました。

全体を通して多くの方々に参加していただき、香春町を知ってもらえる機会が作れたと感じております！

香春町をはじめとした中山間地域では、農家の担い手不足や高齢化による使われなくなってしまった畑（耕作放棄地）が大きな課題となっています。人の手が入らなくなってしまった里山では動物たちも増え、畑を荒らす原因にもなってしまい、課題が悪循環している現状です。

私たちは、“移住促進“という視点から、町外の方との農を通した交流をキッカケとして、少しでも農業や土に触れ合うという機会を作り出し、現状を知ってもらうための説明を行いながら、畑をやってみたいという方を増やしていけたら良いな、という思いで、半農半X事業を行ってまいりました。

課題解決にはまだまだ遠い道のりではありますが、少しでも楽しいと感じていただける機会を増やして地域の魅力に変換できるように、今後もさまざまな仕掛けをしていきたいと思っております！

地域コーディネーター　小野沢