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バランスの良い香春町での田舎暮らし体験①

2020.12.17

はじめまして!

2020年香春町トライアルステイに参加させてもらいました大野里美です。

 

 

9月26日~11月12日までのたっぷり48日間。香春町にお世話になりました。

人生でこんなに自由に過ごす48日間ないんじゃないかというくらい、たっぷりと満喫させて頂きました!!

 

この記事ではトライアルステイを通して感じたことをメインに書いていきたいと思います。

地方移住や田舎暮らしを検討している方に少しでも参考になったら嬉しいです。

 

トライアルステイに参加したきっかけ

本題に入る前に、トライアルステイに参加するきっかけとなった経緯を含めて自己紹介をさせてください。

私は埼玉生まれの埼玉育ちで東京にも近く、生活の地としては不自由のない場所で暮らしてきました。でも『田舎』というものがなく、小さい頃から『田舎』のある生活にずっと憧れていました。

初めての海外旅行でバリ島に行ったのをきっかけに現地の踊りに惚れ込み、バリ島に3年間舞踊留学をして、帰国してからは年に一回バリ島へ行く生活をしていました。今思うと、バリ島は私にとって小さい頃からの憧れである『田舎』のようなものだったのかもしれません。

【自然が豊かで、ちょっと不便だけど、人が温かい】生活。

それを一年に一回のバリ島に求めていたような気がします。

(バリ島の田園風景)

そんな中、今年のコロナ禍。突然、バリ島に行くことが出来なくなりました。

その時ふと、どうして私は自分が憧れている生活の場を海外に求めているんだろう?と疑問に思いました。

【自然が豊かで、ちょっと不便だけど、人が温かい】生活。それは日本では叶わないと決めつけていることに気が付きました。

こんなに簡単に海外に行けなくなってしまうのであれば、日本でその憧れている場所を探そう。そこで生活をして生活の質を上げよう。そう思ったのが本格的に移住を考えるようになったきっかけです。

昨年初めて屋久島に行ったのをきっかけに、移住するなら九州と決めていました。

そして「九州 移住」で検索したところ、この香春町トライアルステイの募集を見つけました。

参加するなら色んなことを感じ取れるようにまっさらな状態で行きたいと思い、色んなタイミングが重なったこともあり、一旦仕事とバリ舞踊の活動をお休みして、まさに白紙の状態での参加となりました。

 

48日間の半分をほぼ屋外で過ごしたトライアルステイ

トライアルステイの副業プログラムでは、「農業体験」を選択しました。

田舎へ移住したら自給自足の畑をやってみたいと思っていたのと、とにかく土に触れる時間を増やして自然の中で過ごしたい!というのが一番だったからです。

その他は現地に仕事を持っていく訳でもなく、特別これがしたい!というのはありませんでした。

民泊村井屋のオーナーで香春町移住コーディネーターの村井さんに「香春町でどんなことをしたいですか?」と事前に聞れた時には、「野性的な生活がしたいです」と伝えました。さすがにその時は「え、何を目指してるんですか…?笑」と目を丸くされましたが、そんな少ない情報から見事に私の希望を汲み取ってコーディネートをしていただき、感謝感謝です。

 

トライアルステイで体験したことダイジェスト

2か所の農家さんでの農業体験。週に二回通わせてもらいました。

 

村井さんの案内で香春町にある山の登山や、山頂でのご飯。

 

香春町から30分くらいの平尾台というところでキャンプをしたり。

 

大分にある九重連山の登山イベントに参加したり。

 

お寺にてバリ舞踊体験会もさせて頂きました!

 

滞在先である村井さんの家の庭で友人たちとたくさんBBQをして…

…おそらく滞在期間の半分は屋外で過ごしていたと思います。

 

外にいる時間が長い分、毎日朝焼けと夕焼けの色を楽しんでいました。

こんなに広い視界で美しいグラデーションを楽しめるのは、田舎ならではだと思います。

 

移住体験する中で感じた香春町の魅力

印象的だったのは、車で20~30分走れば、大抵の場所には行けること!

会話をしていて「それどこですか?」と聞くと、「ここから30分くらいかなぁ…。」の返事の多さ。まさに香春町を拠点に車で30分走れば、大体は事足りました。買い物にも全く不便はありませんでした。

 

その点で、香春町はとても『バランスのいい町』という印象を受けました。

カワラカケルのホームページにも書いてありますが、まさに『都市間イナカ』。便利な田舎です。

 

そしてこのバランスのいい田舎で移住体験ができること。

これが私のような移住先を探している人にとってはとてもプラスになると感じました。

ここよりも都会がいいのか田舎がいいのか、それともここがちょうどいいのか。それを知るためにも、香春町に来たら香春町を拠点にいろんな場所へ行ってみるといいと思います。

 

ちなみに3回キャンプをした素晴らしく美しい平尾台も、香春町から車で30分!ここでは美しい夕日や星空を見ることができました。

 

香春町を拠点により都市へ、より田舎へ自分の足で移動してみる

私が滞在中とても印象的だった経験を一つ書きます。

私は滞在中レンタカーを利用していました。

一度、小倉の方へ行く機会がありました。小倉も香春町から車で40分ほどです。

行く道は、まわりの風景が山からビルに変わっていくのに息苦しさを感じていました。そして帰り道、山の景色が戻ってきてすごく安心したときに、「あぁ、私はこういう場所に住むべきなんだな」と素直に感じることが出来ました。その感覚は地元では感じることが出来なかったので、嬉しい発見でした。

出来れば誰かに連れて行ってもらうだけではなくて、ぜひ自分の足で香春町からいろんな場所に行ってみるといいと思います。助手席に乗っているのと、運転席に乗っているのでは、感覚が違います。私は二つを経験できたことがとても良かったです。助手席に乗ることで町を客観的に眺めることができたし、運転席に乗ることで現実的にそこで生活している事をイメージできました。

町の風景が変わっていく時に自分がどう感じるか。これは自分がどんな場所に住みたいかのバロメーターになる気がしました。香春町はそんな事を肌感覚で実感できる町だと思いました。

私はというと、来たばかりの時は香春町がちょうどいいと思っていたのですが、もっと田舎の自然が多い場所に行ってみた時、とてもワクワクする感覚がありました。その時に、「あ、自分はもっともっと深い自然を求めているのかもしれない」というもう一つの発見をすることも出来ました。

 

温かい人との関わり

滞在中は受け入れ農家さんをはじめ、地元の沢山の方々にお世話になりました。

香春町の人は、「これを食べさせてあげたい!」「これを見せてあげたい!」という地元愛、九州愛がすごいです!地元に誇りを持てること、それは私の憧れでもありました。バリ島の人も、自分たちの村が一番だといつも誇りを持っています。だからこそ熱量があり、温かいんです。香春町でも同じものを感じました。田舎にはそんな温かさが残っていると感じます。

 

そして滞在先の『民泊村井屋』。ここがまたとても居心地が良くて。

一日を終えて帰る所が落ち着く場所なのは、長い期間滞在する上でとても安心でした。それはお家の居心地がいいだけでなく、村井さんが常にフラットでいてくれて、移住者目線で向き合ってくれたことがとても大きいと思います。外でいろんな体験をして帰ってきて飽和状態になっていても、自然とまたニュートラルに戻れる。そんな感覚がありました。

後半は結構予定を詰め込んでしまい忙しかったのですが、体調を崩すことなく元気に48日間を突っ走ることが出来たのは、余計な気を遣わずに楽に過ごせていたからだと思います。

自分はシェアハウスなんて出来るのかな…と最初は不安もありました。でも過去のブログに体験談がのっていたり、女性一人の参加も多いことがちゃんと書かれていたので、大丈夫だろうと思えました。実際村井さんのキャラクターは、来て一日目で「あ、大丈夫だ」と思えたのですが。笑

村井さんの自宅には、本当によく友人が遊びに来ていました。帰る前2週間くらいは、ほぼ毎晩宴会状態。ものすごく楽しかったです。なんだかずっと笑ってました。住む環境が変わり、人付き合いも変わることは、とても刺激的です。

楽しすぎて大体写真ブレてます。

おかげで今すぐ九州に行っても寂しくないほどたくさんの友人が出来たことは、本当に宝物です。それがまた一つ安心感に繋がっています。

移住先を探すのに一人でその土地を訪れることはいつだってできますが、どうしても旅行者目線になりがちで、現実的にここに住むという視点にはなりにくいと思います。こうした移住体験をさせてもらうことで地元の人との関わりができて、交流が生まれて、そこから最終的には自分の新たな視点にも気付けるような気がしました。移住体験をするのであれば、地元の方たちとの交流は必要不可欠だと思います。

 

コロナ禍の中での移住体験ということもあり、地元のお祭りやイベントがほぼ中止だったりと、”香春町らしさ”を感じる機会が少なかったのは少し残念ではありました。

でもその分一歩引いて、『移住先を検討する』という事に集中できたような気がします。

以前本で読んだのですが、行く先が分からなくなった時は、枝ではなく幹を見ると良いと書いてありました。私の場合、バリ舞踊は自分の表現方法としての一本の枝でした。幹は自然が豊かな生活です。今回枝ではなく幹を持って香春町に来れたことは、自分の判断基準がとてもシンプルになって良かったです。これで枝だけを見て移住を考えてしまったら、視野も世界も狭くなってしまっていたかもしれません。移住を検討するときは、これだけは大切にしたいという一本の幹があるといいと思いました。

行動や人との直接的な関わりが制限されている中、このような体験が出来てとてもありがたかったです。何事にも人との関わりが必要不可欠なんだと、改めて思うことが来ました。

48日間を終えて、たくさんの思い出と、お土産と、+?キロの体重を全身で抱えての帰宅となりました。。九州は美味しいものがいっぱいです。美味しいものをたくさん食べさせていただき、ありがとうございました!

農家の皆さん、香春町地域おこし協力隊のみなさん、香春町役場のみなさん、お世話になった方々、村井さんのお友達、そして村井さん。本当に本当にお世話になりました!ありがとうございました。最高に幸せな48日間でした!

そしてこれからも、よろしくお願いします!

 

 

滞在中のもっと詳しい体験や生活内容は「バランスの良い香春町での田舎暮らし体験②」で!

 

▼大野里美さんの滞在中の様子はコチラ

 撮影・編集:村井

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