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香春町での子育てについて

2020.11.06

 

こんにちわ。香春町地域おこし協力隊の小野沢です。

香春町の季節はすっかり秋になりまして、朝晩は肌寒く感じます。そろそろ冬支度として、ストーブを準備したり、エアコンの掃除やコタツの設置など、やらねばと考えています。また、協力隊の事務所がある、採銅所という地域では、雪が降ることもあるので、車のスタッドレスタイヤも準備しないとです。
最近、火鉢を地域の人からいただきまして、火のある生活に憧れているので、使い方に注意しながら楽しみたいと思っています。その様子もフェイスブック等で発信していけたらなと!

香春町地域おこし協力隊FB
https://www.facebook.com/iheartkawara/

今回は、来年4月に香春町に新しく誕生する、義務教育学校(9年制の学校)”香春町立香春思永館”(シエイカン)の説明と、子育て移住者目線から見る香春町というテーマでブログを書いていきたいと思います。

 

1 香春思永館とは?

2 香春町での子育てについて

3 支援制度

 

1 香春思永館とは?

 2021年4月に香春町に新たな教育施設が誕生します。これまで香春町には、4つの小学校と2つの中学校がありましたが、統合され新しく1つの義務教育学校という9年制の学校となります。

※香春思永館のイメージ

香春町立香春思永館の情報
https://www.town.kawara.fukuoka.jp/020/020/050/index.html

 

 義務教育学校とは、9年間を通じた教育課程となっており、小学校と中学校で区別することなく、一つの教職員組織で運営をします。

 香春思永館の特徴としまして、

 「ICT教育」:全教室に電子黒板付大型プロジェクターの設置や、児童・生徒1人1台タブレットの活用をします。

 「英語教育」:1年生から英語学習の開始、7年生からオンラインでの英会話講座の実践があります。

 「キャリア教育」:町内の高校や、地元企業と連携した職場体験活動をします。

 「ふるさと教育」:町の文化財を活用した学習の実施、有識者も携わった職場体験をします。

 「6年生からの部活動」:最上級生が引退した後、部活動に入部が可能となります。

 「コミュニティ・スクール」:学校運営協議会を設置し、学校運営に関して協議や支援評価を行います。

があります。また、遠方の児童・生徒にはスクールバスを運行します。

 香春思永館が誕生するにあたり、これまであった町内の学校が廃校となります。それに伴い香春町では、この廃校の活用方法を町民みんなで考えようと、話し合いを重ねています(現在も進行中)。地域内でのコミュニティの見直しや、子どもの事を考えた未来のある地域としてのあり方など、世代を超えた話し合いが行われ、地域の人が地域のことをジブン事として捉え、真剣に考えています。

2 香春町での子育てについて(保育園・遊び・医療)

 町内には保育園が5つあります。定員待ちについてはあまり無く(取材時)、3歳から5歳までの保育料は無償で、給食費についても副食費(おかずやおやつ代)が無償となっています。
 2020年の東京都全体での待機児童は2000人を超えているというデータもあります。又、国の定めている保育料の無償化に伴い、給食が実費徴収となっており負担が大きいという声もありますが、香春町では副食費についても無償となっており、町の子育て世代に対する支援の姿勢が感じられます。

 遊び場は、呉ダムや総合運動公園など、広々とした公園があります。隣町にも、平尾台自然の郷など自然が楽しめるスポットが近くにあります。また、香春町は低山が多く、小学生未満の子どもでも登山が楽しめます。町民向けのプールでは、開放期間は無料で利用できます。(取材時)
 あとこれは個人的に面白いと思っているのですが、香春町にはストリートバスケのコートが謎に点在していて、面白いです!(笑)町内の入り組んだところに設置されているので、発見して見てください!

 香春町は里山が近いので、とにかく自然体験は思う存分楽しめます!
 オルレコースもありますので、香春町の雰囲気を確かめに、オルレコースを体験して見てもいいと思います。


オルレ紹介ページ
https://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/?mode=detail&id=25

香春町観光協会
https://kawaratownofspring.wordpress.com/九州オルレ/

 

 

 医療に関して、町内の方は隣町にある病院へ行くことが多いと聞きます。また、中学3年生まで医療費は無料です。(スポーツをやっている子など、ケガなど多いので安心ですよね!)

 

3 支援制度

 上記でもいくつか支援制度を書きましたが、それも含めまして改めて知って頂きたい支援制度をまとめます。

「マタニティサロン・ムーン」:これは、子どもを産む前のお母さんに向けたもので、産む前から身体やココロのケアと向き合う場となっています。福岡県立大学との共同サポートとなります。

「子育て支援センター」:児童館の利用や各種講座の開催、子育てに関する相談対応など。

「保育園副食費の免除」:3歳から5歳までの副食費を無償化しています。

「子ども医療費助成制度」:中学3年生までのお子さんの医療費の自己負担分を全額助成する制度です。病院窓口での負担はありません。

「スクールバス」:香春思永館では、安心安全に通学できるよう、基準を満たす地域からの通学については、スクールバスを運行します。

「入学お祝い事業」:1年生(小学1年)入学時に、1万円程度の学用品贈呈、7年生(中学1年)進学時に、制服の贈呈を致します。(制服がプレゼントってとても嬉しいですよね〜)

また移住支援としまして、

「移住支援金」:東京23区(在住者又は通勤者)から香春町へ移住し、福岡県が指定する移住支援金対象の中小企業の求人に応募し、新規就職された方、又は社会的事業分野で起業された方に、単身で60万円、2人以上の世帯で100万円を支給します!

住まいに関する支援としまして、

「空き家リフォーム補助事業」:空き家空き地情報バンク登録物件に対する、リフォーム及び家財処分に対する費用の一部を補助します。通常は50万円が上限のところ、子育て世代の移住者に対しては70万円が上限となっています。(ここにも、子育てに対する手厚さが表れてますね〜)

ぜひ、些細なことでも構いませんので、気になった事がありましたら、気軽にご相談してください!お電話でもオンラインでも!


香春町地域おこし協力隊:福岡県田川郡香春町採銅所2595ー4 
            JR日田彦山線「採銅所駅舎内第二待合室」
        お電話:0947‐32‐3115

オンライン移住相談
https://kakeru.town.kawara.fukuoka.jp/enjoy/1833/

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