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問:香春町の特産品、あまくてトロトロの「激ウマSWEETS」ってなんでしょう?

2019.02.01

明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!
 
どうも!ムラカミです!
 
去年はさんざん「柿渋」のお話をあちこちでさせていただきましたが、新年一発目のブログは表題にもありますとおり、同じ渋柿から作られる、あの!光り輝く魅惑的なオレンジ色!甘くて、とろっとろで、思わずほっぺた落ちてまう!おいし〜い、、、やつです!
 
そうです!!「干し柿」です!!!
 
「干し柿」といっても普通の干し柿とは一線を画しております「香春町採銅所産干し柿」は、知る人ぞ知る「甘干し」と言われる、柿本来の丸い見た目ときれいなオレンジ色をそのままに、中がトロトロ柔らかい食感の干し柿です
 
もちろん追熟させればもっちりとしたやわらかさと上品な甘さを持ち合わせた「伝統的な干し柿」になりますが、私はこの「甘干し」が大好きです!

初めて口に入れた瞬間からその美味しさの虜になってしまいました!
11月〜12月のみの製造販売、全て手作業で作られるためとても稀少な「香春町採銅所産干し柿」を、今回は「渋柿」つながりということで、「香春町柿渋部部長ムラカミ」が改めてご紹介させていただきます!
 
「そんなん知ってるわい!」の地元住民の皆さまにも温かい気持ちでお読みいただけると幸いです。
渋柿作りの時に大変お世話になりました、JA採銅所園芸部「ダンディーズ」の皆さんに恩返しをすべく、少しだけお手伝いさせてもらったので、その時の写真と一緒にお楽しみください!
 
まずは収穫、8月の「柿渋作り」の時にもがせて貰ったあの青々しかった渋柿たちは、干し柿作り」の時期である10月下旬にはすっかり熟して綺麗なオレンジ色になっていました。
 
 
柿渋作りの時と同様根元から切っていたら「T字に切っていくんだよ」とのご指摘が、、、「ん?T字?なんでですか?」「あとでわかるから(ニヤリ)」とのこと。
理由はわかりませんが、とりあえずT字に切っていきます!
 
 
渋柿どっさり!
 
 
収穫された渋柿はベテラン皮むき職人たちの華麗な手さばきによってどんどん皮が剥かれていきます。
まるで新体操のリボンのように、剥かれた皮が一本線となり宙に舞い、弧を描いては吸い寄せられるように皮箱の中に滑り落ちていきます!
美しい!!!
そのスピードたるや!達人です!
 
さて、次はいよいよ干していきます。
縄で縛っていくのかと思いきや、なんと!洗濯バサミを使って一個づつ丁寧に吊るしていきます!
このために「T字でカットしたわけですね!」
なるほど。
 
 
何千個と並ぶオレンジに光る干し柿は圧巻です!
 
お次は消毒のため、シートを被せて下から備長炭に硫黄をかけて燻していきます。
※この作業を見ることはできなかったので写真は備長炭と硫黄(黄色いのが硫黄)です。
 
 
さらに乾燥させて、出来上がり!
 
 
ここからは枝部分とヘタのまわりを鋏で切りながら、剪定作業、パック詰を行なっていきます。
いつもは「剪定の司令塔」がいらっしゃるのですが、お手伝いに来た時は不在だったため「ダンディーズ」と共に作業しました。
ひとつひとつ丁寧に整えていきます。
 
 
 
この美味しさを知ってもらいたく赤村地域おこし協力隊の長瀬さんにおすそ分け。
かぶりつくなりその美味しさにうめき声をあげていました 笑!
 
 
みなさんも是非一度ご賞味くださいね!
 
最後に、協力隊としての私のお仕事「香春町の地域資源の有効活用」の報告ということで、、、
 
今回は干し柿作りの時に大量にでる「渋柿の皮」を使って染色実験を行いました!
「廃棄対象物の有効活用」ですね!
 
ウール糸、綿糸をそれぞれ明礬、銅、鉄、等で媒染、様々な染色方法で染色実験をし、どんな色が出るか、堅牢度について、検証しました!
 
 
今後の「香春町の色を染めるプロジェクト」の一環として大いに活用させていただこうと思いますのでそちらの方も、みなさまお楽しみに!

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