かわら寄席

7月2日（日）にコミュニティセンター採do所(旧採銅所小学校）のけやきホールにて、音楽ライブや落語公演などを楽しんでもらう寄席形式のイベント「かわら寄席」を実施しました。

メインのゲストに、大阪上方落語より桂九ノ一（かつらくのいち）さん、東京を拠点に活動している音楽アーティストの狐火（きつねび）さんをお呼びし、その他アーティストやDJを含めて3時間ほどのステージに加え、キッチンカーやカレー、コーヒーといった飲食も有りの子どもから大人まで楽しめるイベントになりました。

＊桂九ノ一さん：1995年11月7日生まれ。大阪府豊中市出身。高校卒業後、2016年3月桂九雀に入門。「上方落語若手噺家グランプリ」第6回・7回決勝進出。2023年現在 とっても元気に活動中。学生時代ハードコアバンドでベースを弾いていたもの団体活動が不得意である事に気付き、1人でできる事をと落語家になる。勢いのある語り口が持ち味。古典落語を中心に関西各地で活動中。収入の半分をレコードの購入に充てている。天満天神繁昌亭など寄席への出演のほか、自身のイベント「ラクゴ・ラモーン」を開催。

＊狐火さん：1982 年生まれの福島県出身のラッパー。2002年、TBS『学校へ行こう！』の企画（B-RAP ハイスクール）にて初めてラップを披露。2008年、1st アルバムリリースと共に音楽レーベル【Butterfly Under Flaps.】を立ち上げる。2012 年、会社出勤前にスーツ姿で参加したオーディションを勝ち抜き、史上初めてポエトリーリーディングでSUMMER SONICへの出演を果たし【1000組のバンドを黙らせた1本マイク】と称される。2018年、映画『cat fire』にて初主演。2019年、映画『GEEK BEEF BEAT』にて二度目の主演。2020年、齊藤工監督の映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の主題歌を担当。2021 年、ノーギャラライブツアーを敢行。両国江戸東京博物館『桂笹丸落語会』にて落語初披露。同年、伝統芸能を中心としたグループ『音詞』に参加。

当日はおよそ100名近くの方が来場してくださり、香春町内の方をはじめ町外（主に行橋市、北九州市、田川市郡）の方の来場も多く賑わいました。
今回のイベントを実施しようと思ったキッカケは、廃校になってしまった旧採銅所小学校が現在はコミュニティセンター採do所として、地域の方の手で活用をされているという実態を多くの方に知ってもらいたいという思いから、町内外多くの方が足を運んで楽しめるような形で実施をしました。

コミュニティセンターという場所を活かしたイベントとして、以前には映画の上映会を開いたりもしており、今回は落語と音楽を組み合わせた形式でのイベントで、次につながる手応えのあるものになりました。落語の反響が大きかったので、次回は幅広い年代の方が楽しめるような落語に特化したかわら寄席を実施したいと考えています。

「香春町は面白い取り組みが多いね」という言葉をかけていただき、とても嬉しかったので、引き続き面白いと思ってもらえるように頑張りたいと思います。そして、香春町に足を運んだキッカケから、移住につながるように日々の活動も充実させていきます。