里山の食卓〜1月〜柿床漬けアレンジレシピ『身体ポカポカ-酒粕味噌鍋』
2021.01.22
冬至を越え、数年ぶりの大雪を越え、
二十四節気上で冬の締めくくりにあたる『大寒(今年は1月20日からの約1週間)』に入り、
ご近所さんにはちらほら黄色の蝋梅が咲き始めています。
春はゆっくりと訪れているようですね。
12月の終わりに、香春町の直売所『わぎえの里』でお漬物販売を始めました。
その名は柿床のお漬物。
柿の町香春の、干し柿ハウスで熟れすぎてしまい干し柿作りには使えなかった柿をいただいたことが
商品作りのきっかけとなりました。
〜柿の町香春〜香春町地域おこし協力隊の柿利用
https://www.facebook.com/atsumikodama/posts/10158954072202277
昨年は柿が裏年でした。
収穫量が少なく柿の在庫がなくなり次第終了となります。見つけた際は是非お試しくださいね。
<柿床のお漬物のこと>
原材料:柿(香春町産)、柚子(香春町産)、唐辛子(香春町産)、塩(シママース)、白菜や大根(香春町産の季節の野菜)
最初は甘みのある塩漬け、そこから徐々にキムチのように酸味がでてきます。
化学調味料、添加物などは一切使用していません。その為、袋づめしてからも乳酸発酵が進み酸味がでてきます。
フルーティーな状態で食べたい方は出荷間近に、酸味が好きな方は消費期限間近に召し上がるのをお勧めします。
柿床のお漬物にはキムチのように大量の唐辛子を使用していません。
そのため、お子様もぱくぱく食べてくれるというメッセージもいただいています。
今日はお漬物として食べるだけではなく、料理としても楽しめる柿床のお漬物アレンジレシピをご紹介します。
——————–
自宅で保存して数日たったら、漬物の袋がパンパンになってびっくり。
大丈夫??
と思われるかもしれません。これは乳酸菌が生きている証拠なんです。
なので袋が膨れれば膨れるほど、
酸味のあるお漬物になっていきます。
広く流通している発酵食品の多くは、出荷してからの形状が変わることを防ぐため、煮沸処理や化学調味料が添加されています。これでは本来の微生物の力は身体には届きません。
大量生産ではなく小さな手作りの地域限定商品なので、素材にもこだわっています。
スーパーの商品では身体に取り込めないような微生物のエネルギーも受け取っていただけたらと思います。
賞味期限間近になってきた。
そんな状態になったら是非お試しください。
コロナの猛威がおさまらない今年の冬。
発酵食品をたくさんとって腸を元気に。腸が元気になると免疫力が高まります。
身体を内臓から温めて、日々の体調を整えて行きましょう。
「身体ポカポカ-酒粕味噌鍋」
<材料>:約2ー3人分
・柿床のお漬物(白菜)—1袋(汁も調味料として使います)
・長ネギ—1本
・春雨—1握り(パスタ一人前くらい)
・人参—5cmくらい
・しめじやえのき—入れたいだけ
・豆腐、油揚げや厚揚げや車麩(お肉を入れてもOKです。)—半分〜1パック
・赤唐辛子—3本〜(好みで調整してください)
・味噌:酒粕=3:1(酒粕の量は好みで調整してください。酒粕の代わりに練りごまやすりごまを加えても中華風で美味しいです)
*野菜はあるもので構いません。(今の時期なら白菜、大根、カブ、じゃがいもなど)野菜の量もお好きな量で◉
*漬物、酒粕、味噌が発酵食品です。発酵食品はみんな違う天然アミノ酸=旨味を含んでいます。3つも異なる発酵食品を一緒にとるので、お出汁を使わなくても十分美味しいです。
できるだけ、添加物や保存料を含んでいない調味料を選ぶようにしましょう。
<作り方>
①油揚げや厚揚げ、お肉を使う場合は、熱湯にくぐらし油抜きします。食べやすい大きさに切り、『お鍋』ができるサイズの鍋に入れます。
②柿床のお漬物と野菜は食べやすい大きさに切って鍋に入れます。漬物の汁も加えます。赤唐辛子はタネを抜き手で小さくちぎって鍋に入れます。
③②に鍋全体の1/3弱くらいの水を入れ、蓋をして弱火でふつふつするまで火にかけます。ふつふつしてから5分ほど、フタを開けてみて、根菜類に火が通っていたら野菜が隠れるくらいまで水をたします。中火にして再び火にかけます。
④この間にお味噌と酒粕を合わせます。すり鉢があれば合わせておくと、お味噌と酒粕がとけやすいです。
⑤③がふつふつしてきたら火を弱め、④を味噌こしを使って溶き入れます。
⑥お皿に盛って温かいうちにお召し上がりください。
⑦お飲みでラー油を垂らしたり。
こんな風に食べてみたの感想もお待ちしています!
直接お渡しすることもできますので、食べてみたいのご連絡もお待ちしております!
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