古くから良質な銅が採れ、奈良の大仏や貨幣などの材料となっていたと伝えられています。
また、大陸から積極的に鋳造技術者を受け入れるなど、ソトものと共に日本文化を支えてきた“やわらかさ”のある地です。近代化の時代には、石灰石の産地としてセメント業界の盛行を支え日本の文化と産業の発信源としてもにぎわいました。
歴史をさかのぼると、大宰府と平城京をつなぐ大宰官道の宿場町として栄えた香春町。今も国道へのアクセスが良い立地を活かし、人やモノが行き交う要所として栄えています。福岡へはおよそ70分、北九州・小倉へは50分ほどで移動できるアクセスは、まさに「都市間イナカ」。ほどよい距離感は、まさに田舎暮らし入門に最適な地です。